261時間目 ページ12
Aside
ばっと振り返ると
そこにはあの三人の殺し屋が立っていた。
銃「……ガキども、ここから生きて帰れるとでも思ったか?」
銃男の言葉に、私たちは戦闘体制をとる。
烏間「…お前達の雇い主は、既に倒した。
戦う理由はないはずだ。
俺は充分回復したし、生徒達も充分強い。
これ以上互いに被害が出ることは、辞めにしないか。」
烏間先生がそう言って説得しようとするが
この殺し屋三人組に、そんな考えが通るはずも………
銃「………あぁ。いいよ」
「「………あったぁぁぁぁぁぁ?!?!」」
あまりにあっさりと承諾されて拍子抜けする。
ありがたさよりも、驚きが優勢だった。
銃「ボスの敵討ちは、俺らの契約には含まれてねぇ。
それに言ったろ。
そもそもお前らに、薬なんざ必要ねぇって」
ヘラヘラと答える銃男の言葉に
ハテナを浮かべる私たち。
すると、毒使いの男が説明する。
スモッグ「お前らに盛ったのはこっち。
食中毒菌を改良したものだ。
あと三時間くらいは猛威を振るうが
その後、急速に活性を失って無毒になる。」
そう言って、右手にその毒を持って
私たちに見せた。
スモッグ「ボスが使えと指示したのはこっちだ。
これを使えば、お前らマジでヤバかったがな。」
今度は左手に、鷹岡が指示したという毒を持って見せた。
毒々しいその色に、背筋に寒気が走った。
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るびー(プロフ) - Cocoさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます!! (2020年1月7日 13時) (レス) id: 1be613beca (このIDを非表示/違反報告)
Coco - 261話でスモッグの薬の説明のところで、[思いをふる]ではなく、[猛威を振るう]だと思います! (2019年1月5日 9時) (レス) id: 514fef56d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るびー | 作成日時:2016年5月29日 0時