260時間目 ページ11
Aside
私とカルマも、渚の元へと駆け寄る。
「なぎさ…！」
潮田「………うおっ……っと」
勢いよく抱きついた私を
よろけながらもちゃんと受け止めてくれた。
「本当にごめんね、渚…！
怪我したよね…大丈夫？！」
ところどころ殴られたようなアザがあり
心配になって思わず肩を揺すってしまう。
潮田「……だ、大丈夫だよ。」
私の勢いに引きながらも笑ってくれた。
その笑顔に安堵する。
そんな私とは対照的に
渚は悲しそうに目を伏せた。
潮田「……でも、どうしよう。
鷹岡先生から奪った分じゃ、足りない…」
そう言って、足元のガラスの破片を見つめる。
なんの意味も持たない無機質な輝きだけが
目に映り込んでくる。
烏間「……とにかくここを脱出する。
ヘリを呼んだから、君たちは待機だ。
Aさんは病院へ行こう。
俺が毒使いの男を連れてくる。」
烏間先生が、傷だらけの私を見て言った。
私も渚同様、あちこちにアザがあり
頬も深く切られていることに初めて気がついた。
服も血で汚れてしまっていた。
？「………はっ、てめぇらに薬なんざ必要ねぇ。」
突然後方から
聞いたことのある声がした。
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るびー(プロフ) - Cocoさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます！！ (2020年1月7日 13時) (
レス) id: 1be613beca (このIDを非表示/違反報告)
Coco - 261話でスモッグの薬の説明のところで、[思いをふる]ではなく、[猛威を振るう]だと思います！ (2019年1月5日 9時) (レス) id: 514fef56d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るびー | 作成日時：2016年5月29日 0時
