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Aside
磯貝「烏間先生！
殺せんせーに何があったんですか…？！」
烏間先生によりマスコミは牽制され
私たちはテントの中に集められた。
烏間「タイムリミットだ。
政府は今日まで準備を進めてきた、最終手段を発動したんだ。」
磯貝「最終手段…？」
竹林「あのバリアのことですか？」
烏間「あれはあくまで、奴を閉じ込めるための檻だ。
一週間後、大出力のレーザーがやつを殺す。」
初めから全てを知っていたように
淡々と質問に答える烏間先生。
それはまるで、出会ったばかりの頃の彼に
戻ってしまったようだった。
こんなにも近くにいるのに、傍にはいない。
そんな嫌な距離感を
意図的に作り出しているようだった。
烏間「君たちは今日までよく頑張った。
あとは我々に任せるんだ。」
烏間先生らしくない突き放すような言葉に
みんなは口々に反論する。
しかし私はなぜか、何も言葉が出てこなかった。
ただその光景を近くから
遠い目で眺めていた。
なんだろう、この違和感は。
そこにいるのは烏間先生なのに
私の心はその認識を否定する。
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作者名：るびー | 作成日時：2023年1月14日 16時
