赤羽業【アカガミのキンパツ女】18 (ページ38)

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800時間目《祝》ページ38

気が付くと800話になっていました。

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皆さまのおかげです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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カルマside

殺せんせーと死神の戦いを見ていた俺は
糸成のドローンと律からの情報で
Aは無事に京子さんを捕えたと知って
ほっと胸を撫で下ろす。

でも、そんな安心は束の間で
死神と互角に争い始めた殺せんせーに
柳沢はさらに残酷な復讐を始める。

柳沢「…分からないか？

我々がなぜこのタイミングを選んで来たのか。」

思わず鳥肌が立つほどの不気味な笑みを浮かべ
柳沢はパチンッと指を鳴らす。

それは、ターゲット変更の合図だった。

殺せんせーと向かい合っていた死神が
今度は俺たち生徒の前に立ちはだかる。

柳沢「守るんだよなぁ…？

先生ってやつは！」

目の前で触手に溜められていくエネルギーを
俺たちはただ、見ていることしかできない。

この距離では、この脚では、この人数では

…この、力では

どうやったって
二代目死神からの攻撃は避けられない。

そして、脳が最適解を出すのを待ってくれる訳もなく
エネルギーは真っ直ぐに俺たちの元へ放出される。