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776時間目 ページ14
カルマside
「…わかってるなら
Aの後頭部と腰を支えながら優しく
でも強引にソファに押し倒す。
まだ状況が飲み込めていないAの体は
素直にその柔らかな弾力に包まれる。
「…舌、出して。」
A「……っ………」
ようやく俺がしようとしていることに気がついたAは
見て分かるほどに顔を赤く染めていった。
恥ずかしそうに目を伏せて
戸惑ったように時折俺を見つめる。
本当に、そのいじらしい表情ごと
食べてしまいたくなる。
「…ほら、早く。」
俺に急かされると、不服そうにしながらも
従順にその潤んだ舌を少しだけ見せる。
その姿が支配欲と独占欲をさらに刺激して
俺の理性を壊そうとする。
「もっと。」
その言葉でやけくそになったAが
舌を出したのを合図に、それを唇ごと奪う。
A「んんっ…………」
ずっと触れていたくなるほどの柔らかな唇も
快感に溺れまいと俺の服をギュッと握る手も
だんだんと荒くなっていく呼吸も
すべてが愛おしくて、
奪えば奪うほどもっと欲しくなる。
底知れぬ自分の欲求をぶつけてしまわないように
抑えているのがもどかしい。
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作者名：るびー | 作成日時：2023年1月14日 16時
