今日:2 hit、昨日:17 hit、合計:40,700 hit
小｜中｜大
公開プロポーズ １ ページ47
まずは、“君のための空席”から。
真っ赤なバラの花を花束にして、
用意しておいて貰った。
Aの歳の数だけ。
Aは気づいてくれるかな。
いつもなら花を一輪用意して気に入った子を
ステージにあげてたけれど、
もぉ、絶対目移りはしないと誓ってもいい。
だから、Aを悲しませないよう、
あの演出のかわりにサプライズで
公開プロポーズにした。
ファンの子にはオレの奥さんを知らせて
おきたかったから。
Aの事を思いながら歌う。
いつもより丁寧に
心を込めて。
待たせてごめん。
愛してるよ。
客席のAにスポットライトがあたって、
更に会場がどよめいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みっきぃ | 作成日時：2016年1月16日 17時
