My Girlfriend～歳上の君と～YC 【２】 (ページ14)

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あなたの側に居るページ14

ー1時間程経った頃ー

富士山が一番おっきく見えるサービスエリアに
到着した。

リムジンって高速乗れるの？？

スタッドレスタイヤとかチェーンとか無くて
冬道平気なのかな？

色んな疑問とさっきのみんなの言葉で
私はあまり眠れなかった。

ｼﾞｭﾝｽが、前に韓国で取材した時、
富士山登りたいと言ってたのを思い出したけど、
今は冬。
勿論登れる筈もなく。
仕方なく一番綺麗に富士山が見えるところで、
休憩を取っていくことになっていたのだ。

MG「はい、着いたよ」

みんなと一緒に、
まだ、眠い目をこすりながら外へ出ると、
ﾕﾁｮﾝがさり気なく手を繋いで、
コートのポケットに繋いだその手を
入れてくれていたので、
そんなに寒くはなかった。

北海道育ちの私には平気な寒さだったけど、
その気遣いが嬉しかった。

A『감사합니다.유천아(ありがとう、ﾕﾁｮﾝ ) 』

YC『천만에요.(どういたしまして)』

A「私ね、これからもずっとみんなの傍に
いたい。

そして、誰よりも、ﾕﾁｮﾝの傍に居たい。

こんな偏った気持ちじゃ平等に
みんなに接する事はできないかもしれないよ？」

YC『괜찮아요.(大丈夫)、
Aは、今のままで良いんだよ？』

A「でも、それって公私混同って
いうんだよ？」

YC「こうしこんどう？」

A「そう。

プライベートなことと仕事は別に
考えなきゃいけないってこと。」

そう言ったら、ﾕﾁｮﾝが突然私を抱きしめた。