By the time the bloom of the sunflower ～YC’s story～ (ページ4)

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昔の俺(回想)YC side ページ4

俺は周りのスタッフさんに
元々耳がいいって言われてたけど、
ほんとはシャイで人見知りで口下手。

だから、
大抵日本語で想いは伝えられなくて。

歌なら別だけど。

じぇじゅヒョンはああ見えて人懐っこくて、
寂しがりやで、
ジュンスは積極的に興味のあるものには向かっていく。

だから、
当時のオレはシャイで無口で、
スカしてんのかって勘違いされることが多かった
みたい。

勿論、
当時の事務所は、
日本でいうJ事務所みたいに韓国では一番の大手
だったし、
アメリカに残してきた幼いユファンと
オンマの事だけ考えて発作が出て死にかけても
必死に頑張ったんだ。

毎日ほとんど寝ないでダンスナンバーを
立て続けにやったら死ぬ思いをしたけど、
あの頃は喘息で死ぬなんて
知らなかったし、
若かったし、
日本語で気持ちを上手く伝えられなかったから、
本当に色んな事を必死に耐えてた。

だから、
最初は勉強も遅れていても、
与えられたスケジュールをこなすので精一杯で、
体力的に他のメンバーについていくのがやっと
だったんすよ。

しかも、
多感な時期に両親の離婚を経験していて
自分がしっかりしてユファンの父親代わりに
ならないとって思って頑張って来たから、
誰かに甘えたくても甘え方を知らないまま
育ったみたいで。

周りの支えてくれる人たちに心を開けず、
素直になりきれてなかったんすよね。

後で付き合うようになってからキミが
教えてくれた事。