By the time the bloom of the sunflower ～YC’s story～ (ページ3)

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初めての日本(回想)YC side ページ3

アメリカにユファンとオンマを置いて
単身で韓国に戻って来て、
練習生時代が長かった他のメンバーとは違い、
１年足らずしか練習生時代が無かった
オレは人見知りでなかなか馴染めないうちに
すぐにデビューが決まって新人賞総ナメ、
ハードスケジュールだったけど、
嬉しかった。

でも、
アジア進出の拠点として日本に行く事が
決まったけど、
日本が正直言って嫌いだった。

日本語がわからないせいもあったし、
アメリカに渡った時の事を思いだしたのもあって、
折角韓国に戻って来たのに、
これからなのに…。
って。

メンバーは一緒だったけど、
人見知りでもともとあまり自分からは
話さない方だったし、
いつも機嫌悪そうに見えて近寄り難い
雰囲気に見えたらしい、
オレ。

そんなオレだけど、
Aヌナが日本語の先生だったから
勉強頑張れたんすよ。

ひと回り近く年の離れたヌナは、
メンバーみんなの憧れだったし。

他のメンバーやスタッフは、
口を開けばどうやったらヌナと仲良くなれるか
ばっかりで。

でも、
人見知りのオレは彼女が日本人だから
余計自分の殻に籠っちゃって。

だから、
みんなよりAヌナと
仲良くなるのに時間がかかったけど、
仲良くなったあとは
甘えん坊の本来のキャラになったんすよね。

日本語での日常会話に慣れてきた頃、
仕事が忙しかったり、
持病の喘息で
レッスンも休みがちになっていたけど、
Skypeでレッスンして貰うようになってから
いつのまにか呼び捨てになったり、
オレたちふたりの距離は急速に縮まってったん
すよね。