By the time the bloom of the sunflower ～YC’s story～ (ページ14)

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ぬけがらページ14

明日からキミが居ないって聞いた。

当の本人のAヌナは何も言わなくて
マネヒョンから。

そして、
ヌナの話を聞いた俺は急に苦しくなって
暫く無かった喘息の発作が起き
倒れたらしい。

それから病院まで付き添ってくれた
マネヒョンとジェジュンヒョンはまだ仕事が
残ってるから気を利かせたジュンスに
呼ばれたキミが、
入れ替わりで付き添ってくれたみたい。

初めて会った時、
この人と結婚するんだって、
そう思った。

だから、
離れたくなかった。

やっと通訳無しで日本でステージに立てるように
なったところだけど、
未だ未だ分からないこともあるし、
何より体調もキミといる事で吸入器も要らない
位安定してたし、
オレの喘息は小さい時からの喘息だから
きちんと治療出来てたら治る筈だから。

このまま一生ずっと側に居てくれたら３時間の
コンサート中ラップとか激しいダンスナンバー
とかでもこなす事が苦じゃないし。

キミを失いたくない。

ただそれだけの想いで病と闘い、
慣れない日本で頑張ってきたのに。

そして、
オレの勘は当たる。

特に恋愛に関しては。

だから、
明日からキミが居ないって聞いて
苦しくなっちゃって迷惑かけたね。

身体は大丈夫だけど、
心が大丈夫じゃない。

握られた手は温かいのに、
ココロが抜け殻だ。