跡部にひたすら気に入られてる女子がいるらしい【テ/ニ/ス/の/王/子/様】 (ページ10)

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「あ～確かに」

お昼休み

跡部に「今日は生徒会やらなんやらで一緒に食えない。」とちょっと切なげな顔で言われたが

「一緒に食わなくてもいいんで早く行け」と言ったら殴られた。

そんなこんなで仲のいい至って目立たない女子が集まった私を含め4人のグループとご飯を食べる。

彼女たちは優しくて頼りになる。
あと跡部関連の愚痴も聞いてくれる。最高の友だ。

さっきふと頭によぎった疑問を彼女たちに言ってみた。

彼女たちはうぅんと唸って考えてくれる。
優しすぎるだろと感動してると

ある友人があっと閃いたと顔と人差し指を上に上げる。

「私たちみたいに跡部くんとAの関係が微笑ましいからとか」

「ブッ」

思わず食後のレモン味の飴を吹き出してしまった。

口の中で大分小さくなった飴が床に転がるのを見て

友人が「A汚～い」とニヤニヤしながら見てくる。

ムカつくけどティッシュを二三枚引き抜いて床に落ちた飴を拾い

更に床に付着した私の唾液も拭ってゴミ箱に投げ捨てた。

「うーんさすがにそれはないっしょ」

ミーハーは怖いよとミーハーの友人が言う。

彼女は過激派のミーハーじゃないし

「跡部くんは神の域。見れるだけでありがたい」
らしいので気軽に話せるいい友人だ。

「じゃあさ、跡部くんが裏でなんかやってる…とか」

私の同じ趣味である少女漫画、乙女ゲームが好きな子が口を開く。

「うわ王道パティーン…」

思わ口からず零れた言葉。

そういうのは2次元に限るから断じてないよ友人。

＊
会話分かりづらかったらすみません。

友人達が今後出てくるか未定ですが出番が増えたら名前考えようと思います。

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