検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:62,704 hit

気に入られた16 ページ17

そうしてなんだかんだ1年が経った。

1年間ちょくちょくテニス部の練習が気になって覗いてみたら

皆私を見て手を振ったりしてくれて嬉しかった。

大会とかも来て応援しに行ったけど全国優勝は果たせなかった。

皆汗だくになりながら動き回る姿に、前の私では出せないような大声が出て

氷帝コールを必死に叫びつづけた。


3年生になり、クラス替え発表を見るや否や私の名前を見た後に

1番上にある名前を見ると思わず「は?」と声が零れた。

クラス替え発表の紙をもらおうと群がる群衆をかき分けて走り

3-Aの扉を勢いよく開ける。


「おうA」


1番 跡部景吾


「……まっじかよ」

跡部様の教室の机と椅子が少し立派なもののように見えるのは錯覚だろうか。

私の方を向いて頬杖をつきながら足を組む彼はまさに王様。


思わず突っ立っていると背中に鈍痛が走る

「イダァッ!?」

「おいA!?」

後ろを振り向くと無数の女子が跡部を見て耽っている。

まさに夢見る女子だ。恐ろしい。


跡部に夢中で私の方を見向きもしないようなので背中を擦りながら起き上がる。

席順のかかれた黒板とにらめっこし、席に座る。


3-Aの教室はところどころ席は埋まっているが

今から来る人は外のギャラリーが多すぎて入るに入れないだろう。

私の来るタイミングが良かったのか悪かったのか分からないな…でも損した。


外のガヤガヤとしたギャラリーを横目に

跡部に半ば無理矢理貸して貰った本をパラリと捲った。


更新不定期ですみません!

リアルが多忙なので結構更新が不定期になるかもしれません…ごめんなさい

あと評価、お気に入り本当にありがとうございます!!orz

すごく励みになります…!

引き続きこの小説をよろしくお願いします…!!

気に入られた17→←気に入られた15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!この作品はもう更新されないのでしょうか? (2019年7月10日 23時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:8zaki | 作成日時:2018年4月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。