【コード・ブルー】〜この手に願いを込めて〜3.

104.コード・ブルー ページ9

緋山side

フェローに書けって行っておいた部分が記入されていなかったから、フェローを探しにICUまできた

どこいんのよ



「はぁ、いたよ。


ねぇ、これちょっと証明書さぁ.......」



名取「あぁ、すみません。


こっち終わったらやります」



後回しにすんなし(怒



「あのさ、これは」



遮られた
話してる途中なのに



名取「ずっと付きっきりですよ



やっぱり受け入れられないんですかね。



でもよかったですね、臓器が無駄にならなくて



一時期循環が悪かったし、傷んじゃう前に提供を決断してくれてホッとしましたよ








なんですか？」





私とは考え方が違うなぁと思っていたら、知らぬ間に名取を凝視していたみたい




「いや........。



私は、患者に感情移入しすぎるってよく怒られたけど



あんたは逆だね」





名取「えっ？」




「あんたみたいな性格だったら私も今頃問題をおこしたりせずに



もっといいポジションとれたのかな」





そういって私は名取に資料を渡してICUをでた。







翼くんのこととか、私の性格が原因だったことが全部なかったら


もっといいポジションをとれたんじゃないかってつくづく思う





でも、私は後悔してないし

あのことがあって学んだこともあった。



だからそれでいいと思ってる＿＿＿＿＿＿




【 も う 昔 の 自 分 じ ゃ な い






医 者 と し て そ れ な り の 経 験 も 積 ん だ し




感 情 を コ ン ト ロ ー ル す る す べ も 身 に つ け た





あ る 程 度 や れ る と い う 自 信 も あ る









そ れ で も 医 療 の 現 場 で は 出 会 っ て し ま う





激 し く 揺 さ ぶ れ て し まう 自 分 に





そ し て 落 ち 込 む 。 】

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