【コード・ブルー】〜この手に願いを込めて〜3.

98.コード・ブルー　みほさんリクPart3. ページ3

ついに限界が来た

ストーカーされてもう1ヶ月が経とうとしたある日の夜

帰ってきて、郵便を確認したら



「キャア！！」



白い封筒の中につめられていた私の写真



もう無理、気味が悪い




明日、仕事が終わったら警察に行こう





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

今日は、視線をほとんど感じずにお昼になった



緋山「お昼いこ〜」



白石「いいよ」



「私も行く。


あ、待って。お財布医局に忘れてきた、取ってくるね」



緋山「先いってるから」



「うん。」



眠い

ここ一ヶ月あんまり寝れてない

おまけに昨日は写真のことがあって一睡も出来なかった




なんかフラフラする

めまいもしてきた.....



丁度医局に入った時、私は膝から崩れるように倒れた


バタッ



藍沢「瀬名？、」



「あぃ、ざわ？」



藍沢がたまたま医局でカルテをまとめてたところだった



藍沢「お前、また無理して。



最近ちゃんと飯食わないからだぞ、当直のときも仮眠全然とってなかったし」



「ごめっ、ん。」



藍沢「はぁ、ちょっと診てやる。立てるか？」



立とうとしてみるけど体に全く力が入らない



藍沢「仕方ない。」



突然浮く自分の体



藍沢「暴れたら落とすからな」



「暴れるちからなんてなぃ」



藍沢「瀬名っ？瀬名っ！？」




そこで私の記憶は途絶えた





＿＿＿＿＿＿＿＿＿

カルテをまとめてたら何かが倒れるような音がしたと思って振り返ると入り口付近で倒れる瀬名

駆け寄ってみると青白い顔をしていて辛そうだった



診察しようと処置室へ運ぼうと抱き上げると、
以前瀬名を抱き上げた時に比べてものすごく軽くなってる


よくよく見てみると、目の下に凄いくまがある

化粧で隠していてわからなかった



白石《はい？》



「瀬名が倒れた。処置室に運ぶ」



白石《えっ！？すぐ行くっ》



処置室で眠る、瀬名を診察すると貧血と重度の栄養失調




点滴の処置だけして白石達を待つ



ガラッ


白石「瀬名っ！」



緋山「また倒れたの？」



藍沢「貧血と重度の栄養失調」



緋山「全然食べてなかったもんね」



本人はダイエットじゃないって言ってたしな......

原因はなんだ？






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


「んっ」



藍沢「目が覚めたか」



「私.....」



藍沢「貧血、栄養失調。なにがあった？」



「あの、」


言っちゃって良いかな



「あのね、ストーカーされてるの」



藍沢「は？」

99.コード・ブルー　みほさんリクPart4.→←97.コード・ブルー　みほさんリクPart2.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す