【コード・ブルー】〜この手に願いを込めて〜3.

107.コード・ブルー ページ12

藍沢side


雪村「固定終わりました」


「アルブミン用意してくれ」


雪村「はい」



作業員「先生、先生！


飯塚が具合い悪そうにしてたと思ったら急にっ」


男性作業員に引きずられて連れてこられた男性



「血圧頻回に測定してください。



翔北救命センターの藍沢です


わかりますか？」



瞳孔不同と舌根沈下がある


「挿管しよう、雪村！」



雪村「すみません」




処置をしてると突然消えた明かり


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

運ばれてきた患者の処置をしていると藍沢から連絡が入った



《電源が落ちて、フェローが冷凍庫内に閉じ込められた》



白石「えっ？」



藍沢《一人急変して手が足りない、瀬名でいい、こっちによこしてくれ》


でいいってなによ
イラッとくるなぁ


まぁ仕方ない



「了解」



藍沢《あと、冴島も》



白石「こっちは、私と藤川先生と杉田先生で対応する」



冴島「わかりました」



「行こう」




町田《冷凍倉庫から10キロ北


松代台の送電施設に落雷があったようです


地域一帯が停電しています


普及には2時間程かかるそうです》



早川《落雷を避けるため


飛行ルートを確認します


離陸まで少し時間がかかります》



「大丈夫？」



冴島「心配してくれてるの？」



「長いことヘリ乗らないことなかったから」



冴島「大丈夫よ」
＿＿＿＿＿＿＿＿
藍沢side


雪村「落雷でヘリの到着が遅れるそうです」



藍沢「どれくらいかかる」



雪村「飛行ルートにもよりますが到着まで20分は.....」



刺激で開眼しなくなってるな



藍沢「硬膜外血腫かもしれない


ここで穿頭する」



雪村「えっ？はい」



藍沢「予備電源まだですか？」



作業員「いま、この第一倉庫のがメンテナンス中で第二倉庫のに繋ぎ変えてるんです」



まだかかりそうだな





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灰谷side



嘘でしょ


閉じ込められちゃったよぉ




prrrrrrrrr



「え、誰の？」



横峯「私のじゃない」



太田「僕のでもないです」




どこかでなる携帯を探していると


転んでしまった



「いったぁ」



自分の手を見てみると血が付いていて



「え、僕っ？えっ誰のっ！？」



そう焦っていると
倒れいている箱の間から血が流れ出てきてることに気付いた

よく見てみると、人の手が


「わあっ」

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