【コード・ブルー】〜この手に願いを込めて〜

1.コード・ブルー ページ1

翔北救命センターで私は多くのことを学んだ


人の命は、患者の人生は、私に、この手にかかっていること



翔北救命センターをやめて5年

いろんな病院をまわってたくさんの命を救った

腕だって磨いた



その反面、たくさんの死を見てきたその分強くなった





「帰ろう。翔北に＿＿＿＿＿＿＿＿」




今の私なら大丈夫


どんなことがあっても逃げない




この手で命を救うんだ



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


西条「今日からこの脳外科に入る瀬名先生だ」




「瀬名Aです。5年前までここの救命で働いていました。よろしくお願いします」




今は、脳外を専門にして働いてる



西条「藍沢、瀬名に色々教えてやれ。5年間で結構変わったからな」



藍沢「はい。」



「よろしく」



藍沢かわってないな〜



一通り教えてもらって次の日から主な仕事は任せてもらえるって



「ねぇ。藍沢」



藍沢「なんだ。」



「みんな元気にしてる？」



藍沢「さあな。気になるなら自分で見に行けばいい」



「、、、、、」



私は、5年前やめた
というか逃げたんだ



「聞かないんだね。私がここをやめた理由」




藍沢「お前が話したくないのであれば俺は無理に聞かない」




「そう。」




プルルルル



藍沢「わるい」



《もしもし。藍沢です》





今日はまだ患者も診させてもらえないし適当に院内をまわりますか





そう思って何となく歩き回ってたら



ピー ピー ピー



慌ただしく看護師達が行き来する病室が



看護師「救命の先生と脳外の先生だれか呼んできてっ」




お、ラッキー





「あの、今日入ってきたものですが脳外のもです」



看護師「助かります」

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