今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:180 hit
小｜中｜大
. ページ4
・
国見Side
試合前の数日間は、昼休みにも練習する事になっている
「……めんどくさ」
ため息のように独り言をボソッと呟いて、俺は屋上に向かった
…ドアが開いてる
誰かいるのか？
屋上に出てみると、フェンスの向こう側に、誰かがいた
え、なにあれじさつ？
めんどくさい、関わりたくないと思う反面、ここで本当に飛び降りなんかされては、それこそ気分が悪い
すこし足早に彼女の近くまでよって、声をかけた
「なにしてんの」
肩をビクッと震わせ、勢いよく振り向いた
風になびく髪の隙間から、青い瞳が俺を見つめる
喉がヒュッと鳴り、鳥肌が立った
俺の思考は停止し、かわりに脳裏を埋めつくしていたのは、
なんて、綺麗な瞳なんだろう、という率直なものだった
・
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やきさば | 作成日時：2018年2月18日 13時
