辛そうなあの子 ページ3
はじめ目線
撮影の仕事でUUUMに足を運んでいるときだった
ふと目に入った女の子
なぜが目で追いかけていた
彼女はずっと頭を下げていた
涙目にも見えた
横に目をやるとそこには彼女の上司であろう
彼女に怒鳴りつけている男性がいた
説教をしているのだろうか
少し会話に耳を傾けると
理不尽なものばかり聞こえてきた
こんなに離れている俺でも聞こえるのだから
周りにも当然聞こえているはずだ
なのに
誰も助けない
目を向けさえもしない
きっと毎日こうなんだろう
そう思うと
もうダメだった
体が勝手に彼女に向かっていた
上司が去った後
迷わず声をかけた
「一緒に働きませんか？」
急すぎたかもしれない
あとから後悔していた
だけど
彼女は泣いていた
ありがとう、ありがとうと呟きながら
誰も頼れなかったんだなと思うと
胸が苦しくなった
彼女は「喜んで」と俺に笑顔を向けた
その笑顔が本当の笑顔でも
本当の笑顔じゃなくても
いまここに彼女がいること
これが俺の正解だったんだと今でも思う
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Y9fdltYCgCC4gbU(プロフ) - ありがとうございます(○´ｰ`○)嬉しい (2019年5月5日 17時) (
レス) id: a4c46191af (このIDを非表示/違反報告)
ユ*ウ_ク - すんばらしい小説ですこと 絵文字の使い方が好き〜 更新頑張ってください! (2019年4月27日 11時) (レス) id: 2218a12b4c (このIDを非表示/違反報告)
Y9fdltYCgCC4gbU(プロフ) - 本当にありがとうございます(○´ｰ`○)素人なので不十分な点は多いですが頑張って行きます！ (2019年4月26日 18時) (レス) id: a4c46191af (このIDを非表示/違反報告)
卵担当大臣 - めっちゃ好きですこの小説！！！！続き楽しみにしてます(*´∀｀* (2019年4月26日 0時) (レス) id: 25d2c54691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Y9fdltYCgCC4gbU | 作成日時：2019年4月15日 19時
