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別にいい子ぶってなんかいないよ
私は友達が心配とか…そういうのではなかった
…なんというか…
今の状況のようなことはこれまで何回もある
はじめのうちはすっごく気にしてたし、辛かった
だけれど、結萌と友達になり
結萌がいつも私を元気づけようと沢山頑張ってくれていた
その頑張りに私は救われた
…だけど今日は結萌はいない
私を励ましてくれる存在はいない
…これも、結萌が入院しているなかだけだからまだいい
もし、あの交通事故で結萌が帰らぬ人となったら？
私はまた1人で学校という場所で生きていかなくちゃいけない
それは、嫌だった
だから私は結萌の病院に駆けつけた
…駆けつけた理由がまだいい子ぶってした事の方が
よっぽど、普通の人間らしかったのに…
私は最低なやつだ
結局は結萌だって私の都合のいい玩具として使っているのかもしれない
…あの3人に言ったことは全部自分に当てはまっていたんだろうな
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作者名：小夜時雨 | 作成日時：2019年3月24日 13時
