今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:472 hit
小｜中｜大
074 ページ30
「じゃあね、梨愛ちゃん」
「またね！梨愛〜！」
「うん、またね」
結萌を乗せた車が曲がり角を曲がりきるまで
手をふり続けた
「…」
車が見えなくなると
家の中に入る
お母さんは仕事だ
お父さんも勿論仕事
一人っ子の私はこの時間帯は1人のことが多い
お母さんはお昼から仕事が多いけどたまに朝から仕事っていうこともある
いつもどおり机にはお母さんの字のメモがあった
「…冷凍食品…か」
今日、時間なかったのかな
メモの隅っこには
ごめんね( .. )
…と書かれていた
顔文字使ってる…
お母さんって結構若いのかな？
…ここだけの話、お母さんとお父さんの実年齢知らないんだよね…
早くから結婚して子供を産んだらしいから…
30代が妥当か
お母さんが用意してくれた冷凍食品を温める
…その間3分間
ちょっと、気になったことがあったんだよね
私はカバンからスマホを取りだし
あることについて調べた
…そのあることとは…
…優希のかかっている病気の患者の死亡率だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小夜時雨 | 作成日時：2019年3月24日 13時
