今日:4 hit、昨日:15 hit、合計:478 hit
小|中|大
071 ページ27
…10月1日
今日、結萌が退院するんだって
まだ骨折は治ってないものの
退院許可はでてるから…だってさ
別にそこまで急がなくともいいのになぁ
なんて思ってるんだけど
そこでふと、気になったことがあった
優希って退院許可出てるんだろうか?
…いや、かりに出ていたらこんなに長い期間病院にはいないだろう
病院側も退院させると思うし…
でも、見た感じ元気そうなんだけどなぁ
本当は違うのだろうか
私たちに何か隠していることがあるのだろうか
白い綺麗な階段をとんとんと音を立てながら上っていく
…四階までかきついなぁ
エスカレーターはあるらしいのだが何処なのかイマイチよく分かっていない
のぼりきり今度は結萌の病室に体を向ける
…反対側の通路がやけに薄暗い
電気がついていないようだ
「…」
人がいないだけなのだろうか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小夜時雨 | 作成日時:2019年3月24日 13時