優しい嘘と冷たい言葉 2 (ページ19)

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「ねぇ、犯人は学級委員ってマジなの！？」

「らしいぞ昨日、なのりでたんだってよ」

「マジ？私あの嘘つきがやったのかと思ってた」

「それ、違うかったのか」

「でも、よくよく考えたら学級委員だってやりかねないよね
普段は成績上げたいがために先生の前でいい子ぶってたし桜丘にきついこと言われた時に泣いたじゃん？あれってただのぶりっ子がすることだよね…
あれが私たちの知る学級委員なんだし、裏がとんでもない奴でも納得行くよね」

…なるほどね、学級委員ちゃんが自首したことが皆にバレたと言うことか

…でも、どこから？
誰か現場を見てて広めたとかかな…

…もしかして先生が…
いや、考えすぎだ
そんなことあるはずがない
あっていいはずがないんだ…

☆。.:＊・゜

「では、出席をとる
…今来てないのは？」

担任がそう聞くとはーいと1人の男子が手をあげた

「せんせー！学級委員さんが来てませーん！」

担任は学級委員ちゃんの席を見て小さく頷いた

「…あぁそうか
他に、欠席者はいないか？」