優しい嘘と冷たい言葉 2 (ページ14)

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「…んで、どうしたの？
学校終わりにわざわざ…お休みの時でも良かったのに」

「メールでも伝えた通りなんだけどね
…ちょっと直接話したいことがあってさ
それに、休みの日に行くのはなんかめんどくさい」

家から遠いし…

「ふーん…で、話したいことって？」

結萌はそういいテレビをつける
バラエティ番組がやっていた

やっぱりこの子って梨愛ちゃんがいる時と居ないときで明らかに性格違うよね

「あのさ、学級委員ちゃん、明日先生に言うんだってさ」

「…それはそれは良かったね」

「学級委員ちゃんの家ね結構貧しいらしいの」

「…なんで学校来てるの？」

なんかその言い方、冷たくない？
まぁ、小学生の時はこんな感じだったっけな

「そりゃ、義務教育だからでしょ」

結萌はあそっかとおどけた感じで言った

「…それで…？」

「あぁ…うん…それでね…」

私は結萌に私の知る限りのことを伝えた