優しい嘘と冷たい言葉

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…そこから気がついたら眠っていていつの間にか朝を迎えていた
…そしてまぁ…学校にいって…学級委員ちゃんと話して今に至るという訳だ

ピロン

着信音がスマホから聞こえてきた
電源をつけると
桃海が2人との話が終わったと報告していた
分かったと返信しスマホの画面を閉じようとした時…1件のメールが目に入った

優希
梨愛ちゃん！どうしよう結…

…文を全て見た訳では無い
ただ、何か嫌な汗が流れた

このページを開く勇気が出ない
結…なんなんだ…
結萌がどうしたんだ…
ただ、風邪をひいたとか？
いや、そんなの優希がわざわざメール入れてこないし
そもそも結萌には看病してくれる人がいる

…じゃあ、なんなんだ
…そういえば今日…結萌を見たか…？
今の今まで結萌を見たことがあっただろうか

何故か脳裏に結萌の笑顔が浮かぶ

涙が何故か溢れてくる

震えた指先でそのメールの本文全てを見た
そこにかかれていたのは…

＿結萌が事故にあって意識不明なの！！
梨愛ちゃんのお母さん達にも伝えたから
今から病院来て！
先生には私のお母さんが伝えてるから！＿


「…え…」

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