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「…結萌が私に近づいたのは貴方のお願いが理由ってこと?」
「??結萌って誰よ
それに貴方って…私はこの話をある人から聞いただけであってこの話に直接的な関係はないわ」
「…そう…悪いね
私の勘違いだったみたい」
そういってその場を立ち去ろうとした時…
「…どこ行くのよ
まだ話は終わってないわよ」
☆。.:*・゜
…妹は彼女には言わなかったことがある
確かに今にも壊れてしまいそうな友達を助けて欲しいという願いもあった
だが…

_私は、お姉ちゃんに友達を作って欲しかったの

妹が入院してからというもの彼女は毎日妹の元に訪れていた
…勉強はテストの結果を聞くからにしっかりとしているのだろうが
友達とは一切関わっていない…
いや、彼女の話を聞く限り友達がいないということは妹は理解していた

_今のままじゃ、お姉ちゃんは一生私に囚われ続けるんじゃないかな
外部とも関わろうとしなくなるんじゃないかな

…そんなの、嫌だ
お姉ちゃんはもっと世界を知るべきだ
病院に閉じこもったままのやつがいうことじゃないかもしれないけど
私が知るからにお姉ちゃんと友達になりたいという人は数人は見てきた
…こんなこと言ったらお姉ちゃんはそれは相手が自分のことを理解してないだけとかいうんだろうな

それは違うんだけどな

目を瞑り
彼女と友達になりたがっていた人を思い出す

…あの子達の中で上辺だけでお姉ちゃんと友達になりたいと言っていた人はいない…

皆、お姉ちゃんのことを理解していた

お姉ちゃんはもっと他のこと関われば友達も出来るよ
もとから明るい性格だもん
話も上手だし
クラスの人気者とまではいかなくとも
きっと…きっと…
お姉ちゃんは誰かから好かれるよ…
それは恋愛的な意味でも友情的な意味でも…
どれにでも当てはまることだ

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夢咲花 - これからがとっても楽しみです (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲花 - 書いてくださってありがとうございます (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小夜時雨 | 作成日時:2019年3月4日 20時

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