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シュガさんに連れて来られたのは、音響機材が置いてあるブースだった。
SG「特別に触らせてやるよ。」
「もしかして、さっきここで曲をかけてたのって？」
SG「わかんなかった？俺だよ。」
「そうだったんですね、ジミンさんが最高だって褒めてましたよ。」
SG「あいつに褒められても嬉しくねぇ。それにこれはPCに繋げてお手軽にできるやつだし。」
「あれが無いですね、レコードが回るやつ。」
SG「ターンテーブルのこと？」
「レコード擦ってるパフォーマンスなら見たことあります。」
SG「パフォーマンスじゃない。あと、擦ってるんじゃなくて、スクラッチって言って。」
「あぁ、ごめんなさい。」
SG「クラブ行ったことない？」
「ないですね。」
SG「今はパソコンやスマホと、あとはこのPCDJ、ヘッドフォンさえあれば、レコードなしでもできちゃうわけ。」
「へぇ、こんなところにもデジタル化の波が…」
SG「今時の子の言うセリフじゃねぇな。」
シュガさんは慣れた手つきで機材を起動させると、ヘッドフォンを首から下げて、曲を流し始める。
SG「流れてる2つの曲を上手くMIXさせて、ここにあるツマミでテンポを変えたりして遊ぶの。できそう？」
「そんな、いきなりできないよ！」
SG「じゃあ、俺がやってるの見てて。」
そう言うと、体でリズムを取りながら指で機材をいじりはじめた。
それにつられて、自然と私の体もリズムを刻んでいた。
「よく分からないけど、凄いね。」
SG「ほら、適当にやってみ？」
ポンッ、と私の頭にヘッドフォンが乗せられる。
私は、さっきのシュガさんを見よう見まねで指を動かしていく。
SG「A飲み込みいいじゃん！」
「これ、楽しいかも！」
シュガさんが嬉しそうに笑う。
さっきまでの無表情からは予想もできないほど、彼は素敵に笑える人だった。
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ちゃんあー - オラオラ､､､営業､､､？今から読み始めます！オラオラ営業が気になりすぎる､､､ (2022年2月13日 23時) (
レス) id: ca1f09da1c (このIDを非表示/違反報告)
Yuka(プロフ) - 舞蝶さん» 読んで頂いてありがとうございます。続編ですが、明日まとめて数話を公開します。それまで非公開設定してあります。今後も宜しくお願いします！ (2018年5月14日 18時) (レス) id: 32c0e4727e (このIDを非表示/違反報告)
舞蝶(プロフ) - はじめまして。続編を見るにはどうすればいいですか？ (2018年5月14日 17時) (レス) id: 6da8709287 (このIDを非表示/違反報告)
Yuka(プロフ) - リクエスト募集はこの時間をもって終了させて頂きます。コメント下さいまして、ありがとうございました(*^^*) (2018年5月13日 8時) (レス) id: 32c0e4727e (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ジミンがいいです！ (2018年5月12日 17時) (レス) id: 8750c5fa4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuka | 作成日時：2018年5月2日 2時
