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愛が一つ 探偵社組 ページ6

バスから降り、旅館へ走る。


敦君達が先に行ってるからサプライズは出来ないけれど、まぁ良い。


一刻も早くAに会いたい。


太『Aー!来たよー!』


声を上げ、私の存在を示した。


開いてある襖があったので、そこへ走ると、中にはAが居た。


気を利かせたのか、周りには敦君達が。


私のために離れてくれたんだろう。


『太宰さん…!!』


目を輝かせて、私を見つめる可愛い弟。


思わず飛びつき、抱き締めた。


太『久しぶりだねぇA!』


『元気にしてましたか!』


太『君がいないと元気も何もないよ!』


『太宰さん…!!』


ちょっと怒るつもりでいたけど、可愛すぎるから却下。


それにそんな時間勿体無いし。


全「!?」


久しぶり、という意も込めて、Aにキスした。


Aに尻尾が生えていたら、凄いことになっているだろう。


幻覚で見える尻尾はちぎれんばかりに振られている。


「Aさんが…太宰さんと、浮気…」


太『!』


…誰だろ…彼は…。


それに何故私がもう一人…?


マフィアも、探偵社も皆二人ずついる…。


『ここに居る人達は皆、世界の違う俺達なんですよ!』


太『…へぇ…世界の違う、か…』


私は、世界が違ったら違う人間になっているのだろうか…。


…Aとは、どんな関係だろう…。


兄的存在…?


友達?同僚?


それとも………恋人…?


……そんな訳ないか…。

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貴方の作品のファン - んんっ!今日も癒されましたっ! (2021年9月14日 0時) (レス) id: 509fa97fba (このIDを非表示/違反報告)
貴方の作品のファン - 2時間ぶっ続けで読んでしまった…(全部読み終わりました)ニコニコしながらもニヤニヤしながらもまた泣きながら…そして大笑いして見ました…やっぱ神作品です…いやされちゃう (2021年9月11日 2時) (レス) id: 509fa97fba (このIDを非表示/違反報告)
貴方の作品のファン - いや、やっぱ戻ってきちゃうんですよねぇ…あれから何年だ?経ったんだろ……でもそれほど経っても言えますっ!私が呼んできた夢小説の中で1番面白いですっ!続き待ってますっ!! (2021年9月11日 0時) (レス) id: 509fa97fba (このIDを非表示/違反報告)
貴方の作品のファン - うわー続きがー気になるー (2020年12月1日 22時) (レス) id: b6500f375f (このIDを非表示/違反報告)
貴方の作品のファン - うううー続き気になるーーーー!!!このあとの太宰さんの反応が気になるーーー!!!続き書いてーーーーー (2020年10月1日 7時) (レス) id: b6500f375f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈佐 | 作成日時:2018年1月14日 15時

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