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会いが一つ 奴の弱点 ページ4

敦「太宰さん!この中から選んで下さい!」


五枚の紙を用意した敦。


厚紙でも、これ程の違いがある。


太「…そうだねぇ……じゃ、これにするよ」


敦から一枚の紙を受け取った。


太「A、私はアイツと戦ってくるよ」


Aを剥がそうとする太宰。


「やだっ、行かないでっ…」


太「ぐふっ」


弱々しいAの声と、少し力が強くなった事で太宰が悶えた。


太「それじゃあまたアイツがAの前に出てくるよ…?」


平静を保てていない。


ぐへへ顔になっている。


「それは、やだっ…」


太「じゃあ行かせて…?」


「…っ」


それでも、太宰から離れようとしないA。


悶える太宰。


ガチャ


全「!」


福「おい!Aの悲鳴が聞こえたがどうした!」


社長室から出てきた福沢。


顔が焦っている。


太「丁度良い所に…!」


太「社長、Aを頼みます!」


「うあっ、太宰さっ」


福「!」


無理矢理Aを剥がし、福沢にくっ付けた太宰。


太宰は急いで応接間に向かった。


福「…どうしたんだ」


自分にしがみついているAの頭を撫で、問う福沢。


「アイツがっ……、……俺の目の前にっ…!!」


国「先程からこうとしか言いません…」


福「…アイツ…?」


Aの言動に眉を顰めた福沢。


福「女か」


「違うっ」


全『ほっ…』


何処か安心した皆。


Aに女が出来る事を心の何処かで皆嫌がっている。


「女性の方がっ、まだ良いっ…!!」


全「っ!?」


福「どういう事だAっ」


Aの肩を掴み、目を合わせる福沢。


「うぅっ」


福「おっふ」


早くも撃沈。


ガチャ


乱「たっだいまー!」


織「戻りました」


依頼から帰ってきた二人。


ドタバタと足音が聞こえそして、


乱「ぇ……?」


「乱歩さん…っ」


泣いているAを乱歩が発見した…。

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(プロフ) - 咲希さん» どうも,いか星人こと碧です←←← (2017年6月8日 20時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» おや、貴方も夢主に洗脳されましたね、いか星人。 (2017年6月8日 19時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さきいか食べながらこの小説を読んでいたことについて← (2017年6月8日 19時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 咲希さん» 勉強終わってから見てみます (2017年6月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» この作品にの作者から、に書きました!それとツイートの方を見てくだされば分かると思います! (2017年6月6日 20時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈佐 | 作成日時:2017年5月15日 0時

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