【文スト】何故、こんな事に…。 パート６【男主】

会いが一つ　誘拐 ページ27

三つのオムライスを持ち、リビングへ。


俺が最初に居た所だ。


テーブルにオムライスを置く。


乱｢じゃあ僕Aの隣りー｣


と、隣りに座ってきた乱歩さん。


めっちゃぴったりくっ付いた。


福｢まぁ、労いも込めて譲ってやる｣


と、俺と乱歩さんの前の中間に座った福沢さん。


福｢では、｣


福/乱｢いただきます｣


｢い、いただきます！｣


…『では』、でいただきます言うんだ…。


カッコよすぎか。


二人が、スプーンを手に取った。


そして、一口すくう。


｢…っ｣


…不味くありませんように…っ。


乱｢美味しい!!｣


｢！｣


福｢とても美味だ｣


｢良かったぁ…!!｣


これで安心出来る…。


乱｢…あ!!｣


乱｢ケチャップ忘れてる!!｣


｢あ｣


台所にケチャップを取りに行った乱歩さん。


スグに戻ってきて、俺にケチャップを渡してきた。


乱｢可愛いくやってね！｣


｢分かりました｣


乱歩さんのオムライスに猫を描いた。


簡単なヤツね。


乱｢…｣


福｢…｣


｢…え、ダメですか？｣


猫可愛く描けたと思うんだけど…。


乱｢…違う｣


｢えぇ…｣


違かった…？


福｢乱歩は『可愛く』と言ったのだぞ。『可愛い』ではなく｣


｢おぉ！じゃあこうですね！｣


｢まーるかいてちょn(福｢そうでもない！｣え、ダメ？｣


ドラえ〇んを描こうと…。


乱｢もういいよ！メイドの真似して！｣


｢め、メイド…？｣


メイドって、あのメイドだよな…。


乱歩さんメイド知ってるんだ。


｢分かりました、やれるだけやってみます｣


｢萌え萌えキュン｣


乱｢｣ﾌﾞｼｬｯ


｢乱歩さん!?｣


乱歩さんの鼻からケチャップがっ…!!。


って笑えねぇ。

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