会いが一つ 小ネタ パート３ ページ17
ワイワイガヤガヤ
やはり、混んできた。
もうすぐ電車が来る。
幼｢あぅあ〜、あっ！｣
キャッキャとはしゃぐ幼児が居た。
親と手を繋いでおらず、危なっかしい。
親は携帯を弄り、注意していなかった。
幼児が親の周りで飛び跳ねたり、話し掛けたりするが、親は無反応。
｢可愛いですね、子供って｣
へにゃりと幼児を見て笑うA。
Aは子供好きだ。
織｢お前も俺との子を作らないとな｣
幼児から目を離し、Aを見る。
｢んふふ、そうですね｣
ちょっと耳を赤くして、顔を俺の肩に埋めてきた。
平気なフリしても、恥ずかしかったのだろうな。
可愛い奴め。
五十メートル先に、電車が見えた。
もうすぐだな。
──その時、映像が見えた──
悲鳴が上がり、俺の腕からAが離れた。
線路に近付くと、スグにしゃがみ、何かを掴んだ。
｢危ねぇ…!!｣
『それを』引き上げ、見えたのは、先ほどの幼児。
線路に落ちそうな所を、Aが助けたのだ。
Aは幼児に親元へ行くように言い、立ち上がった。
親が幼児を泣きながら抱き締めた。
Aは俺を見て、微笑んだ。
ホームに電車が入ってくる。
織｢っ!?｣
｢ぁ…｣
Aがよろけ、線路に身が投げ出された。
織｢Aっ!!｣
Aに手を伸ばし、指先がAを感じた所で、
……Aが電車に吸い込まれていった…。
──そこで、映像が終わった──
俺はすぐさま視界に写った幼児を掴んだ。
幼児は線路に向かおうとしていた。
このままだったら、間違いなくあの映像と同じようになっていた。
Aに離れてもらい、幼児を連れて親の元へ。
親は俺が近付いても、俺の存在に気付いていなかった。
織｢…おい｣
俺が呼び掛けると、母親の顔が上がった。
母親は何か？というような表情で俺を見た。
織｢…今、貴方の子に何があったか…分かるか｣
母｢い、いえ…｣
母親が幼児を探した。
幼児を母親に渡す。
織｢何故我が子から目を離した｣
｢ちょ、ちょっと織田作さん…っ｣
Aが俺の腕にしがみついた。
止められても、これだけは見過ごせない。
母｢ちょっと…友達と連絡があって…｣
織｢っ!!｣
織｢その理由で子供が死ぬ所だったんだぞ!!分かってるのか!!｣
全｢!?｣
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碧(プロフ) - 咲希さん» どうも,いか星人こと碧です←←← (2017年6月8日 20時) (携帯から) (
レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» おや、貴方も夢主に洗脳されましたね、いか星人。 (2017年6月8日 19時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - さきいか食べながらこの小説を読んでいたことについて← (2017年6月8日 19時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 咲希さん» 勉強終わってから見てみます (2017年6月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» この作品にの作者から、に書きました！それとツイートの方を見てくだされば分かると思います！ (2017年6月6日 20時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈佐 | 作成日時：2017年5月15日 0時
