【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

会いが一つ　料理 ページ37

『て事で始まります…!!』


乱『料理大会!!』


｢いぇーい!!｣


探偵社のキッチンに立つ俺達三人。


まぁ、料理するの俺とAさんらしいが。


そして俺達の背中に視線を送る、探偵社の皆。


審査員をやるんだと。


『まずはー、手を洗います』


｢はい｣


俺はアシスタントを申し出た。


手を洗い、拭く。


『キャベツを微塵切りにしようか』


｢分かりました！｣


『お前がキャベツ切ってる間に玉ねぎ切るわ』


｢お、俺やりましょうか…！｣


玉ねぎ目傷めるし！


『大丈夫、慣れてるんだ』


乱『じゃあ僕玉ねぎ剥くー』


全｢!?｣


『ありがとうございます』


乱歩さんが玉ねぎの皮を剥き始めた。


…凄い…やっぱり乱歩さんも手伝ってくれるんだ…。


Aさんはまな板にニラを乗せ、切っている。


…カッコイイな…。


包丁を持つAさん、めっちゃカッコイイ…。


『…ふふっ、どうした』


｢え!?あ、いや何でもないですっ｣


『落ち着いて切れよー』


｢はい！｣


Aさんから目を離し、キャベツを切り始める。


一玉使うんだって。


多いよね。


千切りにまず切り、その後微塵切りにする。


サクサクッ、ていう音が良いよね。


キャベツを切るのは好きだ。


乱『A！出来た！』


『ありがとうございます乱歩さん』


包丁を置き、乱歩さんに手が付かないよう抱き締めたAさん。


ニラ切ってたからね。


…あ、ニラ切り終わってる…!!


凄い!!早い!!


乱歩さんもAさんに手が触れないよう腕だけ抱き着いた。

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