【文スト】こんな事になりました。【自作コラボ】

会いが一つ ページ38

太｢A〜、A出かけて行ったけどなんて〜？｣


｢織田作さんと自分の換えのシャツを買いに行きましたよ｣


織｢…大変だな｣


織田作さんが作之助君を憂いを帯びた目で見つめた。


可哀想に、色々と。


太｢それで？Aは何してるの？｣


｢俺はAさんから織田作さんを見張っとくように任務を出されました！｣


太｢あ〜あ｣


織｢扱いを熟知したか…｣


｢ご褒美も貰えると言われました！｣


太｢こりゃ完全だ｣


織｢凄い｣


｢え、何がです？｣


太/織｢｢何でもない｣｣


なんだなんだ。


織『ｳｯ……』


｢！｣


顔を歪め、目を覚ました作之助君。


状況を理解したのか、Aさんを探すため首を動かしている。


｢Aさんなら換えのシャツを買いに出かけましたよ｣


織『…そうか』


織『…これ、お前のだったよな？』


自分に掛けられたシャツを見て、次に俺を見た。


｢裸のままは可哀想らしくて、Aさんに脱がされました｣


織『…なんか、すまんな』


｢いえ、Aさんの為ですから｣


七割ほど、Aさんの為です。

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