【文スト】こんな事になりました。【自作コラボ】 (ページ35)

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愛が一つページ35

『大好きな人ほど名前呼び出来ないもんな』

織｢!!｣

｢Aさんんん!!｣

顔を真っ赤にして俺を揺さぶってきたA。

『照れる事ないだろ』

｢恥ずかしいものは恥ずかしいんです!!｣

『ほら、織田作さんに愛の告白しなよ』

｢なっ、なんでですか!?｣

『面白いから』

｢悪魔!?｣

そんな事言っている間にも、君の後ろにスタンバってるよ。

織田作さんが。

織｢A…｣

｢ひぇっ｣

織田作さんがAを後ろから抱き締めた。

織｢…いつもみたいに、言ってくれないのか…？｣

｢ぁ、う…｣

おほほほほ。

初々しいですなぁ。

｢だ、大好きですっ｣

織｢俺も好きだぞ｣

｢っ｣

熟した林檎になった。

織『良いなぁ、俺も愛の告白されたい』

『貴方さっきから羨ましがってますね』

織『羨ましいんだよ!!』

『愛の告白しても貴方即死するじゃないですか。嫌です』

｢それは織田作さんが死ぬのが嫌だと…!!｣

『死ぬのは普通に嫌だけど、死体処理が面倒臭い』

織『何なんだよお前!!』

俺を抱き締め抗議してきた。

もっと愛してほしいんだと。

ニートが贅沢な。

『あぁ!!もう分かりましたよ!!』

織『!!』

作之助さんから無理矢理離れ、真正面に立った。

『絶対死なないと約束できますか』

織『あぁ!!絶対死なん!!』

『死んだらぶっ飛ばしますから』

織『死んでもなお殴られるのか…』

大丈夫、空飛ぶだけ。

『はぁ…』

浮気じゃないんですよ、福沢さん。

事前に謝っときます。

違うんですよー。

織『!!』

俺は作之助さんの頬を両手で包んだ。

『…愛してます、作之助さん…』ﾆｺｯ

全『うわっ…』

織『』ﾌﾞｼｬｯ

『!?』

『貴方何してるんですかァ!?』

シャッ、シャツに鼻血がっ!!

全｢!?｣

俺は死んだ作之助さんをお手洗いまで運んだ…。