【文スト】こんな事になりました。【自作コラボ】 (ページ32)

今日:1 hit、昨日:22 hit、合計:44,367 hit

愛が一つページ32

織『A、トイレ行かせてくれ』

『全く、トイレ位一人で行けるようになって下さい』

織『すまんな』

織『A、何か飲みたい』

『全く、すぐ近くにペットボトルがあるでしょう…』

『お茶と水、コーヒーがありますけど』

織『コーヒーで』

『どうぞ』

織『すまんな』

織『A、お腹空いた』

『お茶漬けと炒飯ならすぐ出来ますけど』

織『炒飯が良い』

『ちょっと待ってて下さい』

織『すまんな』

織『Aっ、つまっ』

『水です』

織『すまっ』

織『A、トイレ行かせてくれ』

『貴方ぐでぐでし過ぎですよ』

全｢お前のせいだよ!!｣

『!?』

いきなり怒鳴られたんだけど。

え、俺のせい？

太｢織田作が悪いんだと思ってたけど…Aが原因だったか…っ｣

と、頭を抱えた太宰さん。

原因って、俺悪くないじゃん。

織｢A、甘やかしすぎだ｣

『甘やかした瞬間ありました？』

織『ないない』

全｢ずっとじゃボケェ!!｣

盛大なツッコミ。

福｢…せめて、飲み物や食べ物は自力で食べさせろ｣

『だって作之助さん、手に力が入らないって…』

福｢それが甘やかしているのだ!!｣

『…』ﾌﾟｸｰ

…納得ならん。

織『その顔可愛いな』

イスに座る作之助さんが、俺を自分の太ももに乗せてきた。

イスはAのを借りています。

作之助さんがずっと頭を撫でてきている。

｢…手に力入ってますよね｣

『!!』

織『あ、おい！言うな！』

『本当だ…!!』

全｢おい!!｣

確かに手に力が入ってる…!!

『凄いです作之助さん!!手に力が入るようになるなんて…!!』

織『い、いや、これはだなっ』

全｢怒らないとダメだろ!!｣

『そ、そうか…!!』

『怒りますよ作之助さん!!』

織『くそっ、可愛いっ』

作之助さんが俺を抱き締めてきた。

全｢…っ｣

全『否定出来ないのが悔しいっ』