【文スト】こんな事になりました。【自作コラボ】

会いが一つ ページ25

織『おいA!!お前も彼奴くらいに俺に甘えろ!!』


『甘えてくる人が良く言えますね!?』


Aさんの肩を掴み、説得する織田作さん。


彼奴って、俺の事かね。


織『彼奴は俺にとても懐いているぞ!!何故お前は懐かない!!』


『じゃあ何故貴方は彼ほどちゃんとしていない!!』


二人が肩を掴み合って、騒いでいる。


…傍から見れば、Aさんが織田作さんに襲われているように見える…。


『大体甘えられたいのならAに言いなさいよ!!俺じゃなく!!』


織『俺はお前に甘えられたい!!』


『じゃあしっかりしいや!!』


織『…分かった』


『!!』


織田作さんがAさんの肩から手を離した。


Aさんも、織田作さんの肩から手を離した。


織『しっかりしたら甘えてくれるんだな』


『保証はしておりません』


織『なに!?』


またもや掴み合った二人。


今度は手だ。


ぐぐぐ、と張り合っている。


ズルッ！


『!?』


織『!?』


ガチッ!!


全｢!?｣


｢ひぃっ!?｣


痛そぉっ!!


二人の手がずれ、見事にキスした二人。


だけど、あの音で分かる通り、かなり痛いと思う。


『いったい……っ』


織『…っ』


唇から血を流す二人。


綺麗な赤だな…。


血は唇から出て、顎を伝い、床に落ちた。


『…ぁ、ちょっと作之助さん、大丈夫ですか』


ティッシュで織田作さんの血を拭くAさん。


｢…あれ｣


…Aさん、もしかして異能持ってる…？


太｢ねぇA、もしかして異能も同じ？｣


『俺は治癒系の異能ですよ』


｢やった!!同じだ!!｣


Aさんと同じ異能!!


めっちゃ嬉しい!!

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