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愛が一つ ページ3

『うおっ』


目を開けたら眼前に探偵社のドアが。


その距離わずか五センチ。


近過ぎだと思うよ俺は。


あのショタ俺に恨みでもあんのかな。


とりあえず、ドアノブを握り、ひねる。


ガチャ


『…うん』


…変わらねぇ。


そのまんまだわ。


あぁあ…乱歩さんが来ないとこんなにも心臓が痛いとは…。


恋しいなぁ乱歩さん…。


数十分前に会ったけど。


というか一緒に居たけど。


今日はね、福沢さんと乱歩さんで朝から用事があり、俺と別行動だったの。


どっか寄ってから探偵社に出社するって言ってた。


ま、その話は置いといて。


探偵社の中へと進む。


変わんねー。


皆が居るところまで進みました。


皆デスクに向かいお仕事をしています。


太宰さんは居ないみたいだな。


ちょいとショック。


でも二人分のデスクが空いてる…。


一つは太宰さんだとしてもう一つは…?


国「はっ!?」


『!』


国木田さんが俺に気付いた。


咄嗟に人差し指を口に当てた。


驚かせたいんだよこの世界の俺を。


あ、ちなみに今の俺は普段着です。


そして、福沢さんの妻である事も隠します。


何も知らない彼らと俺はお話してみたいのでね。


最後辺りにネタばらし的に打ち明けます。


とりあえず今は、この世界の俺を驚かせます。


谷「ぇ…!?」


ナ「うそっ…」


『シー…』


皆気づき始めてる。


いやー、驚いた顔も可愛いねぇ。


我らが弟と妹達よ。


ま、世界が違うけど。


皆が俺を見て目を見開き、口を開けている。


混沌だね既に。


俺はそんな皆を気にせず、いや少し気にしているが、ある人物に近付いた。


「…」モクモク


言わずもがな、俺らしき人物に。


横顔似てるわー。


写真とかでね、撮られるんですよ。


どっかの太宰さんに。


若いねー、この世界の俺。


そんな俺の耳に、顔を近付けた。


『こんにちわ』


『A…かな?』


名前は同じなのだろうか。


「うわぁああ!?」


ガッシャーン!!


『!?』


この世界の俺が、椅子から転げ落ちた。


派手に椅子を倒し、驚きの表情で俺を見上げてる。

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(プロフ) - 咲希さん» どっちもだ(キリッ) (2017年6月27日 3時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» どっちのだwww (2017年6月26日 23時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ショタの夢主めっちゃ見たい← (2017年6月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 咲希さん» 大丈夫,僕もそんな咲希さん嫌いじゃないよ★← (2017年6月24日 22時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» おい、棒読みバレてるからな(ΦωΦ) (2017年6月24日 22時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈佐 | 作成日時:2017年6月18日 18時

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