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愛が一つ ページ11

国「これから、尋問を始める」


『異議あり』


尋問は嫌だよ尋問は。


普通にして。


国「…質問を始める」


『宜しくお願いします』


質問ならまぁ。


俺は乱歩さんから剥がされ、国木田さんの椅子に座らせられた。


そんな俺を囲むように立つ皆。


そんな見つめないでよー。


国「名は」


俺の前で仁王立ちする国木田さんが聞いてきた。


『佐藤Aです』


佐藤は偽名です。


「あ、同じだ」


『お前もA?』


「はい」


『お、仲間じゃん』


いぇーい、とハイタッチを求めると、素直にしてくれた。


ので、頭を撫でた。


国「歳は」


『二十歳です』


全「っ!?」


『え』


なんかどよめきが起こったけど。


なに。


「…二十歳…?」


『お前は十八だよな』


「え、はい…」


『乱歩さんから聞いた』


「あ、なるほど」


…何も…言わないんだな。


俺ずっと頭撫でてるんだよ?


君の頭、違和感ないの…?


『…ん?お前…』


「?」


真っ直ぐ背筋を伸ばした。


『お前真っ直ぐ立ってみろ』


「?」


Aが真っ直ぐ立つと、驚くべき事が分かった。


『…え、お前十八だよな?』


「はい」


『身長高すぎだろ。縮めや』


「何故っ!?」


『俺二十歳でこれだぞ。くそ羨ましいなこら』


「ちょっ、それただの嫉妬っ、いだだだ!?」


Aの肩に真下へと重力をかける。


するとAはどんどん小さくなった。


『お前の本気はその程度か。もっと出来るだろ』


「出来ません!!」


『ふふっ、ごめんね』


「!」


ちょっと面白くていじめちゃった。


Aを立たせた。


敦「…これが…二年後のA…」


『あ、その事なんだけど』


全「?」


『俺はAの未来じゃないからね』


全「…ん?」


『だから、俺は未来から来たAじゃなくて、別人ですから』


全「……えぇええ!?」


うるさい。

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(プロフ) - 咲希さん» どっちもだ(キリッ) (2017年6月27日 3時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» どっちのだwww (2017年6月26日 23時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ショタの夢主めっちゃ見たい← (2017年6月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 咲希さん» 大丈夫,僕もそんな咲希さん嫌いじゃないよ★← (2017年6月24日 22時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» おい、棒読みバレてるからな(ΦωΦ) (2017年6月24日 22時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈佐 | 作成日時:2017年6月18日 18時

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