QK短編集

gnリスカ-海津さんリクエスト※流血表現あり ページ4

言side
ｶﾁｯｶﾁｯ
言「ん...!」ﾎﾟﾀｯ
部屋に、カッターの音と僕の少し痛そうな声が響く。
言「はぁ、」
こんなことしても、なくなる訳じゃない。
それは数日前を遡る。

数日前、コメントを見ていると、
『言,弱っw』
『あれでほんとに、東大生?』
などのアンチコメントを見つけてしまった。
僕、弱いって思われてんのかな...。
心がズキズキ痛んで。
家に帰ってから、とあるものを取り出した。
ｶﾁｯｶﾁｯｸﾞｯ
言「んん...!」
目の前に流れる血と、心の爽快感。
これだ、と思った僕は、
ｶﾁｯｶﾁｯ
毎日、
言「ん...!」
リスカをし続けた。

リスカがばれないよう、そして秋のちょっとした寒さに耐えるために、薄い長袖を着てきた。
言「おはようございます。」
執務室に入ると、
問「おはよー言ちゃん。」
言「あれ、みんなは?」
問「多分そろそろ山本さんが戻ってくるはず。」
そんな話をしていれば
山本「ん、おはよう言」
言「おはようございます。」
問「言ちゃーん、後で少し仮眠室来て〜眠いから一緒寝よう?」
いいよー、と返しといた。仕事がたまってる訳じゃないから。

仕事を終わらせたのか問ちゃんが来た。
仮眠室につくと、
言「あれ、布団ひかないの?」
問「ねぇ、言ちゃん、その左手の傷、何?」
言「!!?」
問ちゃんにバレてた。
隠しようがなかったから、アンチコメントについて話した。
問「辛かったね、もっと早く話してくれたら良かったのに。」
言「ごめん。」
これから問ちゃんに迷惑をかけないように、少しずつ減らしていこう。
そう決心した。

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海津さん、リクエストありがとうございました!
こんな感じで良かったですか...?
普通に言ちゃんのリスカが想像しにくかったですが、書けました。
またのリクエスト、お待ちしています。

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