QK短編集

ymmt過呼吸-鮗さんリクエスト ページ2

山本side
僕は小学校の頃、親に虐待されていた。
最初は暴言だけだったのに、暴力まで発展してきた。
痛い、きつい。
それは、中学校、高校まで続いて、ましてや大学までも。
成績が悪ければ、殴って蹴って暴言吐かれる。たまに夕飯抜きにされるし。
QuizKnockに入ってからも、現在進行形で続いている。
でも、オフィスには行かないと。今日は仕事が溜まってるし。

山本「おはようございます。あれ、こうちゃんと河村さん?」
こうちゃん「今日は俺と河村さん以外テレビ収録やら外動画撮り行ってるので、しばらく帰ってこないんですよ。」
そうそう、と河村さんが言う。
あ、そういえばこうちゃんに頼む仕事あった。
山本「こうちゃん、」
そう呼んだとき、こうちゃんの服が風で少しめくれた。
そこには、赤く、少し黒いような殴られたようなあとがあった。
山本「ちょっと頼みたい仕事とそれの資料があるから、会議室来て。」
河村「あ、俺も会議室に用あるから一緒に行っていい?」
はい、と答えた。

会議室にて
こうちゃんside
会議室に来たら山本さんと河村さんに囲まれちゃった。
はぁ、これはばれたかな?
山本「こうちゃん、その腹の傷は何?」
こうちゃん「...やっぱり気づかれてましたか、大学の友達にいじめを受けてるんです。殴ったり、蹴られて、暴言吐かれたり...。」

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