そろそろ保護者から卒業したい。【アンナチュラル 中堂系】

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志摩さん伊吹さんを連れて、
解剖室に行くと、


解剖を始めようとしてる所で、



『わぁあごめんなさいいい遅れましたぁあ』



私が着替えも済ませ、解剖室に取り急ぎ入ると
全身から威圧感という威圧感を
これでもかというくらい放った中堂さんが仁王立ちで私を出迎えて下さって。





中「遅かったな何時だと思っているさっさと準備をしろ。」



『いやまだ解剖の時間じゃなかったので』


中「この後に及んで言い訳かァ？」



『うっ…。す、すみません！』



ミ「いいじゃないですか中堂さん。時間が相当早くなったのは事実ですし、Aも反省してますよ？」


中「そういう問題じゃない
」


ミコトさんにも中堂さんにも、
刑事さんの前で本当申し訳ない…



すると結構ご年配(失礼)の警察の人が、
伊吹さんと志摩さんを指差して、




刈「お前ら！ここで何してるんだ！！！
とっとと車両に戻れ！この足手纏い！！！」



ははーん。
この人が刈谷さんか…。
確かに……面倒くさそうな人っぽい。




伊「はー？俺はー、このきゅるっきゅるで可愛いA先生に呼ばれたんだよ？むしろ足手纏いなのは、そっちじゃ」

志「やめろ伊吹。言っても無駄だ聞く耳持つわけないだろ。それにお前だけじゃなくて”俺ら”な。お前だけ呼ばれたんじゃない勘違いをするな。」


刈「聞こえてるんだよこの野郎」



伊「志摩ちゃん！？フォローしてるの？それとも俺を敵対してるの？どっち！？」



志「答えるに値しない。お見苦しい所をお見せして申し訳ありません。解剖、よろしくお願い致します。」



伊吹さんが志摩ちゃん酷い〜！！と言ってたり、刈谷さんが大体お前たちはなあ！？と怒り出したり、、

埒外があかない。




中「ぁあクソ！！黙れ！お前らは遊びにここに来たのか！！！？」

と中堂さんがブチギレ。



まだ言い足りなさそうな伊吹さんと刈谷さんの矛先が中堂さんに向いた。


私も怒る中堂さんを抑えて、


志摩さんと所轄のもう1人の方がお互いの相棒をなんとか押さえつけてなんとか解剖が始まった。





私は中堂さんのサポートをしてたんだけど、

私に指示するときも器具渡したときも、
いつにも増して機嫌が悪いように見えた。




さっきのこと相当怒ってるんだなー…。
本当迷惑しか掛けてない。

中堂さん。本当ごめんなさい…
と心で謝りながら、
仕事に集中するようにした。








あー私のカレー、
絶対冷めてる。









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