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15. ページ17

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あの遊園地のキス以来廉は私をからかうことが





無くなった。







廉『お前、目の下黒い。寝れとらんの?』





A『就活に忙しくて…』





廉『無理すんなよ?無理して倒れられたら困るから』







妙に優しい。






少し前の廉ならブスが余計にブスになってるとか





からかって来るとこなのに…







由衣『ねぇ、紫耀、廉くんどうしたの?』






紫耀『んー… 諦めたくないんだって言ってた』






由衣『なるほど…そういうことか』








そういうこと? 何?







分かって無いの私だけ??






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久々のCafe出勤。






店長『あれ?A今日休みだよ』






え??私今日出勤のはず…






あれ、本当だ… シフト表に名前無い






スケジュール帳にはバイトって書いてあるのに






店長『素敵な彼氏くんで良かったね』






え? どういうこと?






廉『店長!外終わりました!』






A『廉?!』





え、何、どういうこと?






廉『寝不足。せっかく可愛い顔してんねんから…』






私の頬に廉の手が触れる





バイト仲間やお客さんの視線が私たちに集まる






静まり返る店内。






A『あ、ありがと…?』






店長『参ったよ、突然永瀬くんが俺のとこ押し掛けて来て、Aの出勤外せって言うんだから』






廉『すいません、店長』






店長『いや、いいよ、永瀬くんが出勤になれば他の女の子たちのやる気も違うからね』







廉『そんなことないっすよ』






あのー … 私そろそろ帰っても… ?







廉『早く寝ろよ?お疲れ』







A『あ、うん、有難う』







廉、私のこと、本気で心配してくれてたんだ…






廉て、そういうとこ、あるよね…







気付いてないフリして、ちゃんと見ててくれてる






ヘアセット少し変えただけで、






ブスにその髪型は似合わねぇ〜って冗談言って





笑わせてくれて…






私の笑顔の隣には気付くと廉がいる…







何これ…







廉は私の何なの?







そう思えば思うほど、廉の存在が色濃く残る…








ただの意味分かんないストーカー野郎だったのに








そんな廉といて楽しんでる私…








なにこれ!!






考えてると余計に分かんなくなるからやめた!!






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設定タグ:永瀬廉 , 平野紫耀 , KING   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:HIKARU | 作成日時:2017年11月16日 8時

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