Christmas* 3 ページ3
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「すみません、リンゴジュース切れてるんですけど……」
「あ、すみません！今すぐ取り替えます…！」
こんな暇なんだから誰かやっとけよ！なんて心の中で思い切り愚痴りながらドリンクバーの交換をする。これ結構面倒なのよね。
「出来た………」
「リンゴジュース、貰ってもええですか？」
「あっ、どうぞ！……て、センラくん」
「ふふ、めっちゃ頑張ってはるやん」
「普通にお客さんかと思った……」
「いやセンラもお客さんやから！」
センラくんと言うのは本当に不思議な人間で、一緒の空間にいると何故か自分もそのセンラくんの雰囲気に飲まれると言いますか、落ち着く感じがする。
高校生にしては大人びた顔立ちとか立ち振る舞いとか、あの四人の中では群を抜いて大人だなと思う。だからか歳上にモテるらしい。それも先輩だけじゃなく先生からも告白されたとかそんな噂も聞いた事ある。裏では年上キラーって呼ばれてるらしい。
「今日何時までなん？」
「二十一時までかな」
「結構長いなぁ」
「まぁ今日暇だし余裕だよ、あと二時間くらい楽勝！」
「暇やからってつまみ食いとかしたらあかんで？」
「な！する訳ないでしょ！」
「ふは、冗談冗談。頑張ってな？」
そう言ってリンゴジュースを注いでセンラくんは席に戻って行った。
…………ああ、何を期待してるんだ私は。
ちょっと良からぬことを想像して次の言葉に期待をしてしまっていた私はまた顔を赤くしながら厨房に戻った。店長から心配されたのは言うまでもない。
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こんぺいどー - 初コメ失礼します！私好みの作品で更新楽しみにしてます！……図々しいかもしれませんが、『酒と先輩、たまに下心。』の作品も好きなので更新をしていただきたいです。検討お願いします。これからも応援してます、頑張って下さい。 (2018年12月30日 0時) (
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作者名：ラム酒 | 作成日時：2018年12月26日 0時
