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「あれ？翔ちゃんじゃない？」
「……え？蘭？」
笑顔で手を振りながらこちらに向かってくる謎の美女。
そしてそれに応える翔。
「うそ、久しぶり。」
「ほんとだね。3年ぶりぐらい？」
なんだか、仲がよさそう。
「あの、」
私が声を発すると初めて私に気づいたような顔をする美女。
「あっ、もしかして翔ちゃんの彼女さん？」
「はい…」
すると「へー。」みたいな感じでこちらをジロジロ。
……この人、もしかしなくても元カノとかいうやつでは!?
「こちら、俺のい「蘭でーす！翔ちゃんがいつもお世話になってます」」
翔が紹介をしようとすると蘭さんが翔の口を抑えながら、自己紹介をした。
「えっと……翔とお付き合いさせていただいています、Aです。」
あっちも名前しか言わなかったし、いいよね？
「ふーん。ハイスペックな翔ちゃんの好みとは違う感じがするけど…」
「おい、蘭」
し、失礼だな！この美女！
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作者名：ねむさん | 作成日時：2020年2月22日 17時
