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智side
白、血病……？
ニノが…？
なんとか細胞とか抗がん剤とかテレビでしか聞かないような言葉がどんどん出てくる。
まだ頭が追いついていかないけど、必死に話を聞くと、どうやら治療のために入院が必要なんだって。
俺たちが支えてやらないとって思った。
だからニノが、治療しなかったらどうなりますか、って質問したから驚いたし、治療しなかったら2,3ヶ月しかもたない、っていう答えにも衝撃を隠せなかった。
先生がいなくなって二人っきりになった部屋。
少し下を見たら視界に入ったのは膝の上で細かく震えているニノの小さい手。
俺はその手を包み込むように優しく握った。
でも俺は何と声をかけていいか分からなかった。
和「なんか実感わかないや…」
智「…うん」
和「白血病か…そっか」
ニノはふふっと自嘲気味に笑った。
和「…病気って分かっても仕事したいって思ってる。
嵐、続けたいって思ってる。
5人で仕事したいって思ってる。」
智「だから治療しなかったらって…」
和「そ、わがままだよなぁ…」
智「わがままじゃないよ」
和「ま、治療はしようとは思ったけどね」
智「そっか」
俺は先生から話を聞いて治療のことしか考えることができなかったけど、ニノにとって�和臉擇覆海箸呂燭�気鵑△襪鵑世發鵑�
和「あ、みんな待ってるよね」
智「もう戻って大丈夫？」
和「うん、ちゃんとみんなにも言わなきゃ…」
まだ震えている手は握ったまま、3人の待つニノの病室へと戻った。
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作者名：Xion_シオン | 作成日時：2022年2月20日 9時
