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デビューを視野に入れてからはそりゃ忙しくしてるわけ。
アルバイト、という名の職場体験もきちんとそれの役割を担ったわけでもう終わらせてもいい頃だと思う。
たった1ヶ月くらいをあの人たちと過ごしただけなのにこんなにも考えが変わるとは思わなかった。
それほどアイドル、あ、アーティスト？の影響力と言葉の力は大きかった。
『…ろくなこと無い。ここに呼ばれるときは。』
ニッコリと笑うタヌキ。
PD「まぁ、まぁ。」
『…Xに仕事、ね。』
PD「どう？」
自分でもXという固有名詞を久々に口にした気がする。
『別にOSTを書くのはいいんですよ。光栄なことですし。問題はこのドラマの中身です。』
とう見ても、題名からして恋愛ドラマ。
『ラブソングは無理です。書きませんってか書けません。』
PD「えー、でも僕もAのラブソング聴いてみたい。」
『…好き好き、大好き、愛してる、とか入れればいいですかね。』
PD「まぁㅋㅋ どんなドラマなのかをよく吟味した上で書くのが普通だよね。」
このドラマをやるのはまだ少し先なわけでその間に中身をよく確認してそれを沿う曲をかけと…。
OSTって生意気だな。
私に書いてもらうくせしてコンセプトが確定してるんだ。
『…誰が歌うんですか？』
PD「さぁ、まだ未定だけどもうすぐ発表されると思うよ。」
…未定、か。
正直誰かの声を聞いてその声に合わせた曲を作るのは好きじゃない。
うちの事務所の人間じゃないならなおさら。
『…Xが、歌うっていう選択肢もいいんですか。』
私が資料から目をタヌキに移すと彼は随分驚いた顔をしていた。
『なに。』
PD「…どうしたの？急に。」
『まぁ、デビューまでに色々やっておきたいことがあって、その一環？』
PD「ほんとにいいの？」
『…私にラブソングがかけるなら。』
PD「まぁ、仲のいい同業者にも聞くといいよ。」
仲のいい、同業者…。
JK「え、恋愛ドラマのOST！？」
JN「わぁ、遂にテレビ進出…僕らのAが、」
ジンさんって急に馴れ馴れしくなるよね。
まぁいいんだけど。
NJ「…ラブソング書くのは結構難しいですよ。」
知ってます。
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Xin(プロフ) - ミーさん» ありがとうございます、。完結までは頑張ろうと思ってます！！ㅠ (8月17日 23時) (
レス) @page30 id: a49bcdb94b (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - この作品、とても面白かったです。もう何回も読みました。体調を崩さず、程々に頑張ってください。更新楽しみにしてます (7月31日 15時) (レス) id: a2f01b8bd9 (このIDを非表示/違反報告)
Xin(プロフ) - にゃさん» ありがとうございます。ほんとにバタバタしていて、なかなか投稿もできてないんですけど、そう言ってもらえるとすごく嬉しいですㅠ (2023年3月21日 0時) (レス) @page27 id: 21c6d3ee8f (このIDを非表示/違反報告)
にゃ(プロフ) - 忙しい中だとは思いますが更新楽しみにしてます!!ゆっくりで大丈夫ですので頑張ってください!! (2023年3月8日 18時) (レス) @page25 id: 1de3d32fa3 (このIDを非表示/違反報告)
Xin(プロフ) - 長尾さん» ありがとうございますㅠ (2022年11月29日 0時) (レス) id: 6525238330 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Xin | 作成日時：2022年10月2日 8時
