第178弾 ページ28
・・・・オレは今Xanxusの部屋の前にいる。
ルッスーリアにあとでXanxusの部屋に行かなきゃなんねーことを言うと、片付けはいいから行ってきなさい!と言われてしまったのだ。
ル「Aちゃん、ボスのことが好きなんでしょ?
早く伝えてきなさい♪」
なんで知ってんだよ(汗)
ル「見てたら分かるわよ♪」
「……心読むなよ」
そう言うオレにまぁまぁ♪なんて言いながらルッスーリアはオレの背中を押した。
で、今に至る・・・・
なんか今更だけどすっげー恥ずかしくなってきた。
でも言わねーと。
決意を決めたオレは部屋をノックする。
入れ、と言われたので中に入る。
X「こっちに来い」
Xanxusの言う通りにXanxusの前まで行くと、
フワッ──
気が付けば、Xanxusの匂いがした。
Xanxusに抱きしめられていたのだ。
「Xanxus……?」
X「…………好きだ」
Xanxusが小さい声でそう言った。
「……え?」
オレが聞き返すと、Xanxusは二度は言わねぇとでも言うように、抱きしめる力を強めた。
嬉しい、Xanxusも同じ気持ちでいてくれたんだ・・・
「オレも……オレも好きだ、Xanxusのこと」
Xanxusの目を見てちゃんと言う。
「多分瀬戸さんが帰って、オレがXanxusの前で泣いたあの日からオレはXanxusのことが好きだったんだと思う」
その後の言葉は、Xanxusの唇によって止められた。
もちろんオレはファーストキスなわけで。
「〜〜〜っ///」
恥ずかしすぎて言葉も出なかった。
X「俺はリング争奪戦の時からだ。
お前がいなかったら、俺は何がなんでもボンゴレのボスになろうと沢田を殺していただろう」
そんなに前から・・・・
すごく嬉しかった。
Xanxusも同じ気持ちでいてくれたことが。
X「沢田の所に戻るのか?」
「うん。でもすぐに戻ってくるよ」
Xanxusの隣にいたいし、なんて言うと「ハッ」って笑われた。
X「俺も手放す気はねーよ」
「でも、あんまり束縛したら、オレはキレるからな?」
X「しねぇ。
未来の時みてーに突っぱねられたくねーしな」
そう言ってXanxusは笑った。
「Xanxus……」
X「A……」
オレたちはどちらからともなくキスをした──
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1117(プロフ) - 滅茶苦茶面白かったです!黒バスも、作ってみてください!!!!! (2015年4月11日 22時) (レス) id: 9d5d9106e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがめ(プロフ) - 海龍さん» 頑張りますね!応援お願いしますm(*_ _)m (2014年7月1日 7時) (レス) id: d0499867ff (このIDを非表示/違反報告)
海龍(プロフ) - わーい!スク落ち楽しみにしてます (2014年7月1日 6時) (レス) id: b8f74d4d47 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがめ(プロフ) - ポポタンさん» やった、嬉しいです(*>`ω´<*) (2014年6月20日 22時) (レス) id: d0499867ff (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがめ(プロフ) - スピカさん» ありがとうございます! 未来編は難しかったので、結構グダグダになっちゃったイメージがあったのですが……印象的だったと言われるのはすごく嬉しいです♪ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))これからもよろしくお願いします♪ (2014年6月20日 22時) (レス) id: d0499867ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぜにがめ | 作成日時:2014年5月16日 7時