無気力少女は過去に帰ることができたようで。

第１７７弾 ページ27

あれから数日、オレがヴァリアーに戻ってから一週間くらい経った頃。








夕飯前くらいにツナからメールが届いた。


内容は、『まだこっちに戻ってこれないのか。
学校のみんなも心配してるから出来れば早めに戻ってきて欲しい』というものだった。









流石にボスにそう言われてしまうと帰らざるを得ない。








ツナに『明日帰る』とメールを返し、オレは夕飯を食べに行った。









いつも通り騒がしく食べるみんな。



今日は珍しくXanxusも一緒に食べていた。








｢あ、オレさー、明日帰るわ｣






軽く言ったつもりだったのに、みんなが一斉にオレを見た。




ベ｢姫、急すぎない？｣




｢まーな。でもそろそろ帰んねーと｣








ツナに戻ってこいって言われた、なんて言ったら、Xanxusがかっ消しに行くかもしれないから言わないでおいた。







この人ツナの名前出しただけで憤怒の炎出しちまうからな･･･









｢そういうことで、オレ明日の朝ここを出るから｣









ス｢また来るんだよなぁ？｣





そう言うスクに当たり前♪なんて返してオレはご飯を食べた。









食べ終わり、ルッスーリアと後片付けをしに行くってときに、Xanxusにそれが終わったら俺の部屋に来い。と言われた。









Xanxus怒ってんのかな？←






でもちょうどいいや、Xanxusに告げよう。





オレの気持ちを･･･

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