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デビューして間もないタイミングで、照と離れ離れになった。
「ごめん、ふっか…。俺、もう……っ」
離れて行こうとする後ろ姿を、俺は咄嗟に引き留めた。
手を伸ばせば、いつでも届くと思っていた。
必ずそこにいて、大好きなあの笑顔で、笑い掛けてくれるもんだと。
(嫌だ……。照が隣にいてくれないと、俺は…っ)
照の腕を引くと、その唇に口付けた。
零れ落ちそうな程目を見開き、俺を凝視した後、照は手で顔を覆った。
「お前、ズリぃよ………それは………」
そうだよ。俺はズルいんだよ。
“どんな形でも、側に居られればいい“なんて、そんなの本当は、“どうあっても離れたくない”って事だ。
そんな簡単な事にも気付かなかった。
居てくれるのが当たり前だと思っていた。照なら分かってくれるもんだと、甘えていたんだ。
「待ってるから。照の居場所、俺が守っとくから。」
だから、戻ってきたら、俺を恋人にしてよ。
そして、ずっと側において。
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ゆきの(プロフ) - todayさん» 文章を褒めて頂けるなんて嬉しいですっ！！小説を書くにあたり、語彙力無さ過ぎて、普段から活字を読むべきだなって反省しました。他メンも書きたいとは思っています。頑張るので、気長にお待ち頂けると嬉しいです。 (2021年7月10日 0時) (
レス) id: 67b31f69cf (このIDを非表示/違反報告)
today(プロフ) - ゆきのさんの文章大好きです！是非他のメンバーもお願いします！！ (2021年7月9日 12時) (レス) id: 6b1b25f00a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきの | 作成日時：2021年6月4日 14時
