キミは宇宙人-skab-

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かく言う俺も、変に目が冴えてしまって、明け方まで寝付けなかった。こういう時、ショートスリーパーで良かったなと思う。



「おはよ…」
「はよー…」


すると、いつもより遅く、ふっかと照が乗り込んでくる。

見ると、ふっかは欠伸をしているし、照も座るなり寝る体勢をとっている。

「おはよう！…二人も寝不足なの？」

阿部ちゃんが声を掛けると、

「んー……ちょっとね。」

と、曖昧な返事が返ってきた。



いや、ちょっとって何？！
何してて二人とも寝不足になったの！？
佐久間さん、心中穏やかじゃないんですけど！！！


挙動不審になっている俺を他所に、俺の前の席に座ったふっかが振り向いて、


「悪ぃ、ちょっとだけ席倒してもいい？今日腰痛くってさ。」


なんて言うもんだから、俺の頭は完全にオーバーヒートした。

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