地球代表が奏でる五重奏 +1 《レペゼン地球》 (ページ4)

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3話ページ4

｢あははっ、面白いね、会ったばっかで名前も知らないのに？しかも……｣

チラッと後ろの3人を見る。

髪がちゅるちゅるの人

少しふくよかで優しそうな人

小柄で細い人

｢…ま、面白そうだからいっか。いいよ、行こ。｣

『え、Aちゃん、大丈夫なのかい？お父様とお母様が心配するんじゃ…』

｢大丈夫だって、私に手出そうもんなら…、、？｣

『…ま、そうか。何かあったらすぐ連絡するんだよ？』

｢はぁーい。あ、これ代金。お釣りはいらんよっ。｣

『ありがとうね～』

？｢チバ！良かったやん！！｣

？｢ほんとにね！ばり可愛いっちゃん。｣

それ目の前で言うことじゃなくないか？？？？

｢あの、名前を……｣

社｢あ！忘れとったw 俺はDJ社長！軽く社長って呼んでくれればいいけん。｣

軽く社長って呼ぶ意味がわからんのだけど誰か教えてくれん？

脇｢マネージャーの脇でーす、よろしくねーん｣

ま｢俺はDJまる！りゅーまるって名前だったし……まぁ好きに呼んでくれたら良か！！｣

ん？DJ……？マネージャー？………へ？

社｢理解出来てないやろw 俺らDJやっとるっちゃけど、あとメンバーが2人おるんよね。まぁ後々紹介するわ！｣

｢は、はぁ……。｣

何だか訳の分からない奴らに捕まったらしい。
いい人なんだか悪い人なんだか……。

チ｢えっと…チバニャンって名前で活動してます、好きに呼んでください。｣

｢わかりますた｣

脇｢ほんで、君の名前は？｣

あ～、これ、苗字言ってもいいのかな……、いや、言わんでおこう☆

｢A。気軽に呼んでくれたらいいっちゃん。｣

ま｢可愛い名前やね？｣

首をこてん、と傾げて顔を覗き込んでくる、
えっと……まる…くん？

もーわかった、この人あざとい。

｢…あざとい。｣

社｢…ふっw 冷静やね、そういう子好きよww｣

脇｢あざとまるを見たらみんなコロッと落ちるけんw｣

どうやら｢あざといまる｣ということで｢あざとまる｣と呼ばれてるっぽい。多分だけどね。

｢へぇ～……、あ、私はそういう人タイプじゃないんで。｣

ま｢振られた…｣

社脇｢www｣

この人たちのペースに飲み込まれてしまう。
だめだ、癖が強すぎる。

チ｢とりあえず視線が痛いんで事務所行きましょ｣

社｢おっけっけい～｣

とりあえず、(よくわからないけれど)
事務所に連れられてきますね。

大丈夫かなぁ…。